3月27日(日)県武道館において春季昇段昇級審査会が行われました。
2016年最初の審査会とあって受審者には緊張の色もありましたが、同時にこれまでの稽古で積んだ力を発揮しようとする気迫も感じられました。
審査会前に寺岡聖拓君、奥山湧介君、布施来夢君への少年部初段の授与式が行われました。三人とも黒帯を締めて、心も表情も引き締まった様子でした。
審査会は、田畑師範の熱い号令に受審者の場内割れんばかりの気迫のこもった気合で基本・移動と進み補強では全員が諦めることなく拳立て、ジャンピングスクワットを規定の回数やり切りました。型においては、師範から特に立ち方の重要性が伝えられました。そして今回の組手では1級昇級の5人組手が少年部の永沢醸一君と木村萌々果さんにより行われました。途中、厳しい場面もありましたが二人とも場内全員からの熱い応援に後押しされ、完遂することが出来ました。
最後に師範から「場数を踏んだ人間が強くなる。自分の可能性を信じて、『自分は強くなるんだ』と信念して、失敗を恐れずに一回一回の稽古の積み重ねを大切にして下さい。」とのお話しがありました。一致団結してチャレンジカップ春の陣に向かっていきたいと思います。(事務局 黒沼 誠)