(第11回)
平成20年
秋季昇段昇級審査会
筆記試験出題
(9月21日・山形県武道館)
「南洲翁遺訓」(なんしゅうおういくん)
第二十五章
人を相手にせず、
天を相手にせよ。
天を相手にして、
己を尽くし人を咎(とが)めず
我が誠の足らざるを
尋(たず)ぬ可(べ)し。
(訳)
人を相手にしないで、常に天を相手にするように心がけよ。
天を相手にして自分の誠を尽くし、決して人の非を咎めるようなことをせず、自分の真心の足りないことを反省せよ。
(味訳)
何か決断して物事をする時に、自分を相手によく見せたり、恩を売るような事をするのではなく、自分の誠を天に見てもらうようにする。
その結果、もし物事がうまくいかなかったりした場合には、人のせいにはしないで、自分の誠が足りなかった事、自分の考えや努力が足りなかったのではないかと反省してみることが大切です。
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