(第8回)
平成19年
冬季審査会
筆記試験出題
(11月25日)
論語(ろんご)
「学而第一」(がくじだいいち)
曾子(そうし)曰(いわ)く、吾(われ)日(ひ)に吾(わ)が身(み)を三省(さんせい)す。人(ひと)の為(ため)に謀(はか)りて忠(ちゅう)ならざるか。朋友(ほうゆう)と交(まじ)わりて信(しん)ならざるか。習(なら)わざるを伝(つた)えしか、と。
(訳)
私は毎日何度も行動を反省する。人の為に配慮を真心からしたか。友人との交際で誠実であったか。先生から教わった事で、身についてもいないことを人に教えたりはしなかったか、と。
(味訳)
これは一重に全てに対して「誠」を尽くすことが出来たか出来ないかに関わってきます。人の為にしてあげたことに心がこもっていたか、友達に対していい加減な言葉や約束、態度をしていなかったか。まだまだ自分に身についていないことを、いかにも知っている態度で接していなかったか。これ全てが偽りであり、自分に内在している「誠」という「徳」がこれでは発揮できません。