TABATA
DOJO
私が内弟子の時、総裁が言われた言葉の一つに、「君、極真とは真を極めると書くんだよ。体力を極める事、精神を極める事、技を極める事も大事だが、しかし君、自己を極める事を忘れてはだめだよ。」というものがあります。その時は言葉の意味が分からず、ただ必死で稽古している次第でした。 極真会館は、総裁が亡くなられてから分裂しました。その時に私は、「これからは極真カラテの道場が多く出来るだろう、そして派閥の勢力争いの為の道場が増えてくるに違いない。道場訓も同じ、基本、型、サンドバック、バーベル、試合も大差ないだろう。それでは、指導者は私でなく誰でも良い事になってしまうのではないか。大山総裁に内弟子に入れていただいた恩、又稽古をつけていただいた恩も、総裁の理念も、すべてが皆無になってしまうのではないか?」と考えました。