| 幼年部・少年部 古典筆記問題 |
| 平成20年 夏季昇段昇級審査会 筆記試験出題 (6月29日・山形県武道館) 「孟子(もうし)」 至誠(しせい)にして動(うご)かざる者(もの)は、未(いま)だこれあらざるなり。 (訳) 真心が本当にこもっていれば、動かされない人があるはずはない。 (味訳) 「至誠」とは、「もっともすぐれた誠」、「この上ない誠」を言います。道場のモットーに「至誠通天」という言葉があります。これは「本気でやれば出来ない事は無い」という意味です。天を仰いで地に伏して、もし自分にやましい所が無かった場合、その事を断行しなさいという事です。そこで「動かざるものは未だこれなし。これは、人でも物でも同じ事で、全てに通じる事です。 平成20年 春季昇段昇級審査会 筆記試験出題 (3月9日・山形市福祉体育館) 「中庸(ちゅうよう)」 誠(まこと)の道(みち)は天(てん)の道(みち)なり。 これを誠(まこと)にするは人(ひと)の道(みち)なり。 (訳) 誠とは天が定めて、あまねく世に行われるべきものだとして布いている道である。だから人々が誠を身に備えることは、人としてなさなければならない道である。 (味訳) 天地自然は四季を通じて一分の狂いもなく巡ってきます。人間も産まれてきたら必ず死んでいきます。これは自然なことです。人間は正しい事と悪い事があれば、自然に正しい事が良い事だと知っています。この正しい事を実行していく事が人の道となり、これが天の道に通じているのです。天とは真、善、美であると言っています。真=誠、善=愛、美=調和、これを人間の心の鏡で写し取り、実践していきましょう。 |