一般社団法人 極真会館

田畑道場  心を磨き、心を高め人格を向上させるカラテ
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 師範からは常「小事を成して大事を成す」ということを言われます。チャンピオンを目指しているといっても普段の稽古がいい加減だったり、大きな仕事を達成しようとしても日々の仕事をおろそかにしていては大きな事は達成できないと言うことを厳しく言われます。業務でも小さい仕事は手を抜いて、大きい仕事を頑張ろうとすると小さい仕事に対して誠心誠意しない人がなぜ大きいプロジェクトを成功させることができるのか。「小事をおろそかにする人は、何をしてもあてにならない人だ」と言われます。
 何事にも誠心誠意に取り組んで物事を達成できる人間を目指していきたいです。
 山形は雪国であるため、本部道場のある山形市でも比較的雪が少ないとは言え、雪はきが日課のようになることもあります。以前、雪が降ってはいたのですが薄っすらと積もっている程度でまだ歩くのにも、あまり支障がなかったので「掃除を終えて、少し積もったころにはこう」としたところ田畑師範から「どんなに少なくても雪が積もっていれば、きれいに雪をはいて来客や道場生を待ち受ける態勢を取らなければだめだと」注意されました。
 自分の都合ではなく待ち受ける心をもって雪はきしたいと思います。
 田畑師範は数多くの仕事を抱えられておられます。それは国際、国内、田畑道場内と多岐にわたります。その中でもあらゆる問題の解決をお願いされることも少なくありません。しかし、その度に即行動に移され、速やかに解決されてしまいます。「何か問題が起きたり、トラブルがあった時にすぐに解決すれば感謝されることもある。しかし、時間がかかってしまえば良い事をやっても逆に恨まれることもある。何事もすぐに行動に移して速く正確に対処しなければならない。」とおっしゃいます。自分自身に難問や重要なことなどは任されませんが、日ごろの業務や身の回りに起きていることに対して即行動に移して素早く対処できるようにしたいです。
 稽古でも業務でも、やらなくてはいけないからやるという義務感でやってしまう時があります。ぞくにいうやっつけ仕事です。やっていて非常に苦痛だし、やった後に何も残らないと思います。人からよろこんでいただく仕事をしたいです。感謝の気持ちを持って臨むのは当然ですが、明るく前向きな気持ちで自分が成長することにもつながるんだという思いで当たっていきたいと思います。仕事には責任感と使命感をもって絶対約束を守る人になります。
 行動しようとするときに億劫になることがあります。自分はせいういのなまけものです。何か理由をつけてはあとまわしにしようと思い、きじつがきて、やっつけしごとをして師範にしかられます。「土俵の真ん中でしごとをやれ、土俵際においこまれてからいちかばちかのうっちゃりをしないこと」
 師範はいつもこたえています。「黒沼、なにとたたかわなくてはいけないのか」「オス時間です」、なんでもあたまで知っていつも実行する力がありません。基本稽古をもっとしっかりやって丹田力をみにつけようと思います。

 自分自身いつまでも嫌な思いをしたり嫌なことを言われたことを引きずってしまうところがあります。すべての原因は自分にあるのではなく、他にあるという考えでいるからです。誰でもそうかと思いますが、いい思いよりも辛いことの方がこれまで生きてきた中で多かったと思います。かと言ってそれをいつまでも考えていたり、引きずって自分の心を暗くしてしまうので、一つ一つの出来事を反省し、何が良くて何が悪いのか思案して、これから少しでも毎日心を新たにして前を向いていくことを思っていきたいと思います。

 集計したり、何かを調べたりするときについ手間をかけずに大体の数で出してしまったり、調べ方が足りずに不正確になってしまうことがあります。どのような状況でも、手を抜かずに正確な数や情報を発信できるようにしていきたいと思います。
 毎年大会等を運営すると「今まで通り」「昨年通り」というふうに物事を楽に進めてしまったところがあります。常に師範からは「創意と工夫をしてより発展させるために革新していきなさい」ということを常に言われます。
大会だけでなく普段の業務においても創意工夫しながら些細なことでもよりよくできるように「革新」するということを実践できればと思います。
 師範は「人間の持っている一番大切な徳は清いということ、清潔ということ、明るいということ、暗くならないということ」これは誰でもこの三つの要素があり、そうなりたいと願うそうです。確かにきれいにしようと思えば掃除も、業務も、後片付けもきれいになります。また、明るいというのは自分がくすんでいては、周りのみんなも暗く落ち込みます。明るく立ち振る舞えばみんなもそうしてくれます。
 いつも師範から「きれいにしなさい」ということを言われます。身の回りをきれいにする、車の中をきれいにする、掃除をきれいにする、机の上をきれいにするなどあらゆる場面で厳しく注意されます。普段から汚くしていると気持ちが堕落していってしまうので、自分自身も十分に気をつけてきれいな身の回り、きれいな仕事をしていけるようにしたいと思います。人間の一番の大徳は清、明。清く明るくというものに勝利の女神が付いている。良い習慣をつけるように言われています。
 毎日の業務の中で、やらなければならないことが毎日あります。でも、急に違う業務が入ることが毎回あります。だからと言って締め切りが伸びることがないのですが、つい締め切りを過ぎることが多々あります。そのような時、師範から「前倒しして仕事をしなさい」「土俵の真ん中で仕事をしなさい。切羽詰まって俵に足がかかりうっちゃりするような力があるのなら、はじめから土俵の真ん中で勝負をつけなさい」と注意を受けます。少しでも時間のある時を有効に使って締め切りよりも前に終わらせて、急なことにも対応できるようにしていきたいです。
 師範からは、業務中に急な指示が出ることがあります。その時によくわからなかったり聞き返したりすると「命がけで聞くように」と厳しく注意されます。「大山総裁は内弟子に指示する時は一度しか言わない。二度聞きが絶対出来ない。そこで言葉の意味がわからない時は、頭の回転を高速にして、その仕事をきっちり終わらなければ総裁に叱られる。その時に大山総裁に教えて頂いたことは目配り、気配り、心配り、人の話は命がけで聞く。」ということと師範はおっしゃっていました。ですから自分も師範の話していることにしっかり耳を傾けて、指示が出たことを自分の頭でよく考えて行動に移せるように注意心と集中力を高めていかなくてはならないと思います。
「カラテの稽古の時だけが空手家ではない。カラテの稽古に入ったらカラテのことだけを考える。業務に入ったらその業務のことだけを考える。掃除をしている時は、その掃除になりきる。業務をしているのに違うことを考えていたり、掃除をしているのに遊ぶことを考えていたり、稽古しているのに夕飯を考えているようでは、すべてのことが集中できず本然の力を発揮できるわけがない「有為注意」一つのことに一つの物になりきるという心構えが必要。」

師範は「物事は一つだけではない。一つやったらリンクして物事を考えろ。その為には問題提起をする心を常に持て。右から左に物事や話を聞き流すのではなく、心に留めて、しっかり考えて次の行動をしないと子供の遣いになる。自ずから、自ら気付くことしか成長の道はない」と言われます。

いつも師範から「人を思いやる気持ちが少なく、自己中、自分だけ自分だけという心を忘れて人のため道場生のため世の中のためという利他の心を持たなければならない。自分を可愛がるように人を可愛がる思いやりの心を出す。その心から発した指導、仕事というのは立派なものになるものだ。自己中を捨てて人のために生きて愛される人になれ」と言われます。師範のように自分よりも人を大事にするようにしていきたいです。

 いつも師範から「字が汚い」と注意されます。「7なのか9なのか読めない。誰が読んでも読めるような、新聞のような字を書け。」ときつくいわれます。「これは暗号なのか、誰か特別の人に見せるものなのか。字は記号なのだから誰にでもわかるように書くように」「体は大きいが字が小さいとは何事だ。もっと誠意をこめて書け。」と言われます。師範のように心がこもり誰が見ても読める字を心がけていきたいと思います。師範のメールや手紙をプリントしていると、相手への気遣いがわかります。そして必ず、相手から感謝の返信が来ます。字にはやはり心、魂が宿るのでしょう。師範に「心がこもっている」と言っていただけるような字を書きたいです。

 ダブルチェックは師範から厳しく叱られます。
 何をやってもミスすることが多くその度ごとに師範に「失礼しました」といっています。そんな師範は自分に呆れてこういわれます「自分に能力があると思うな。天才と思うな。自分は何もないのだから普通の人の倍情熱をこめて仕事しよう、チェックしようと思え。」このことによりダブルチェック制度が生まれました。今でもミスしています。そんな時は「有為注意」としかられます。心を一つにして仕事をするという意味だそうです。

 いつも師範から「仕事は先延ばしはしない。その日の仕事はその日のうちに終わりなさい。もしも終わらなければ残務で次の日の12時まで仕事を追わすように。」ということを注意されます。いちど仕事を先延ばししてしまうと特にレポート類は記憶が薄れてしまいやっつけ仕事のようになってしまいます。そのようなことがないように常にスピードと正確さを持ってやっていきたいと思います。

 道場の玄関にはゴミ箱が一つ置いてあります。師範が道場に入ると必ずそのゴミ箱を確認します。少しでも汚れがあると「お客様が、ゴミ箱がきれい過ぎてゴミを捨てることが申し訳ないなあと思うくらい綺麗にしておきなさい。」と注意されます。最初のころは「ゴミを捨てるゴミ箱なのに何でそこまできれいにする必要があるのか。」と思いました。掃除を前後にほうきと塵とりの美化確認。掃除機の美化確認。雑巾の美化確認。水周りの美化確認。師範は「腕がいいと言われる寿司屋に入って包丁が汚い、まな板が汚れている、カウンターテーブルがゴミだらけ。お前、たべる気するか。いかに一流の腕があると言っても。」まずは美観。玄関を上がってすぐのところにあるので、来訪した方の目にすぐつくことと、師範のおっしゃるようにきれいにしておけば、捨てられるゴミの量もとても少ないことに気づきました。これからもゴミ箱を更にきれいにしていくようにしたいです。
本部道場の玄関には、その曜日の稽古クラスを表示したボードを掲示しています。毎朝、フックにつるすのですが、師範が来られた時に「おい、砂利のところまで(5~6mくらい)さがってボードを見てみろ。何か感じないか」と言われる時があります。「ボードが傾いています」というと「丸いものは丸く、四角いものは四角く、三角は三角に両角を合わせなくてはならない。近くから見ると近視感になってものが歪んで見える。離れて見ることによって立体的に物事が見えてくる。看板(ボード)が傾いたら道場が傾くと肝に銘じるぐらいの信念が必要だ。すぐ直すように。」と注意されます。師範がいつもおっしゃっているように、何事にも細心の注意を払う。ボード掲示することも細心の注意を払っていきたいと思います。口先だけでなく行動に移したいと感じます。

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